日本企業が運営するEthereum完全互換のパブリックチェーン「Japan Open Chain」のコンソーシアムを運営・管理する日本ブロックチェーン基盤株式会社(代表取締役:近藤 秀和、以下、当社)は、web3開発インフラ「Bunzz」を運営するBunzz pte ltd(シンガポール、代表:圷 健太、 以下「Bunzz」)と戦略的パートナーシップを締結しました。今後、相互のノウハウと事業基盤を活用し、web3関連事業における企画・コンサルティングから開発、ブロックチェーン上での展開までをワンストップで支援してまいります。
現在、web3/ブロックチェーン事業の社会実装が拡大しつつあり、国内のエンタープライズや地方自治体も、web3やブロックチェーンの技術要素を取り入れた新規事業を立ち上げるなどトレンドが活発化しています。しかし、web3特有のナレッジや必要技術は十分に普及しておらず、多くのプロジェクトにとってオンボーディングと実装、サービス運用のノウハウが不足しています。
そこで、当社が提供するweb3ビジネス実装支援プログラム「デベロップメント・パートナー・プログラム」と、Bunzzのエンタープライズ向けプランである「Bunzz for Enterprise」の連携により、Bunzzがweb3の事業立ち上げフェーズのコンサルティングとシステム開発周りの技術提供を行い、当社がプロジェクトの展開先チェーンを提供することで、web3に参入したいプロジェクトをワンストップで支援する体制を構築いたしました。
また、Japan Open ChainをBunzzのスマートコントラクトモジュールの展開先チェーンとして登録し、システム上でも連携いたします。
実績ある国内のパブリックブロックチェーンであるJapan Open Chainさんと提携できたことを嬉しく思います。最近では国内のWeb3領域のモメンタムが上がってきており、エンタープライズプランを開始したBunzzとしてもバリューを提供したいと考えていました。Bunzzのコアバリューはスマートコントラクトを中心としたWeb3特有の技術スタックを簡単に導入できることですが、展開先としてユーザの信頼に足るブロックチェーンがあってこそ価値が発揮できるものなので、Japan Open Chainとの連携は理想的だと考えています。
今回Bunzzさんのスマートコントラクトを中心としたWeb3技術スタックは、今後のweb3世界の発展に大変重要なサービスであると考えており、Japan Open Chainとして戦略的な提携関係となれることを心より嬉しく思います。今後のweb3世界の発展に向けて、日本から世界に飛び出すサービスを一緒に作っていただければ幸いです。
▼ 主な特徴
ソニーのグループ内スタートアップであるコーギア株式会社、株式会社電通、NTTコミュニケーションズ株式会社、G.U.Technologies株式会社、株式会社みんなの銀行、株式会社オプテージ、ピクシブ株式会社、京都芸術大学の8社で共同運営され、最終的には必要十分な分散性を確保する21社で運用することを目指しています。
Japan Open Chain公式サイト:https://www.japanopenchain.org/
「Bunzz」は、ブロックチェーン関連事業のシステム開発に必須な"スマートコントラクト"が手軽に利用できるプラットフォームです。現在15,000人以上のWeb3開発者が利用し、Bunzzからブロックチェーンに展開されたweb3プロジェクトは4,500を超え、スマートコントラクト特化のインフラとしてアジア最大級のトラフィックを生み出しています。
▶︎エンタープライズ向けプラン「Bunzz for Enterprise」特設サイト:https://enterprise.bunzz.dev/ja
【会社概要】
会社名 :Bunzz pte ltd
所在地 :18 Robinson Road, #20-02 18 Robinson, Singapore 048547
代表者 :圷 健太
設立 :2022年5月
事業内容:web3開発インフラ「Bunzz」の運用
URL :https://bunzz.dev